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乳牛のバリエーションを守るために

  
家畜についても似たような状況である。

20 世紀初めに比べると、約半数が絶滅してしまった。

残りの3 分の1 である770種は、あと20年以内に絶滅する危機をはらんでいる。

1つの種を失うということは、人間と自然環境が何千年もかけて取捨選択してきた成果を、遺伝的遺産を永久に失なうということである。

現代の家畜飼育は、肉、卵の凝縮された生産のために選ばれた、数少ない種を基盤に行われるのである。。

北アメリカ、ヨーロッパで飼育される七面鳥は、肉付きの良い胸肉をとるために極端な種の選択が行われ、その結果自分で交配できない鳥になっている。

この七面鳥が、アメリカの99% を占めている。人工授精をしなければ1 代で絶えてしまう種なのに、である
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