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さて、続いては、小助川秀雄シェフによるトマトをふんだんに使ったパスタ、サラダづくりです。まずはシェフによる、野菜を切る基本姿勢。まな板に45度の角度で体をななめに構えると自分の体が邪魔にならず包丁がひきやすい、というレクチャーには親御さんたちからも納得の声が。

続いて、トマトの湯むき。
トマトも大中小、三種類ご用意いただき、サラダ用ミニトマト、トマトドレッシング、トマトソースを次々と作っていきます。レタス、玉ねぎ等を切り刻み、そこにトマト・玉ねぎ・しょうがをジューサーミキサーにかけたトマトドレッシングをかけて食べます。
夏らしいさっぱりした味、と子供たちにも親御さんにもとても好評でした。

パスタは今回、スローフードすぎなみのメンバーでもある栃木県産の小麦粉を製粉・販売している笠原産業㈱さんが、国産小麦粉100%の生麺を試作、送ってくださり、皆でゆでてみました。
手打ちに近い、歯ごたえのある麺で、普通私たちがパスタというと輸入小麦粉による乾麺を食べる機会がほとんどですが、国産小麦粉でもここまで美味しい麺ができる、ということを味わってもらえる機会になったと思います。

ナポリタンというと、日本独自のメニューで、普通はスパゲッティにハムとピーマンと玉ねぎを炒め合わせ、トマトケチャップで味付けをしたもの。
街なかの喫茶店では、いまだに定番メニューです。
今回は、これがほんとうのナポリタンだ、というものを作って味わうというのが一つの趣旨です。ケチャップは使わずに、まずはトマトソースづくりから。
続いて、先の野菜あてゲームでも使った緑なす、紫なす、たまねぎ、トマト、マッシﾕルーム等を炒め、トマトソースにからめ、そこに茹で上がったパスタを入れて混ぜ合わせます。

これがほんとうのナポリタンだよ、というと、「うそー」という子供たちの声。
なかなか、知っているようで知らないものです。
でも、こちらのほうが断然美味しい、という声が上がりました。