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もともとは、この日、中野サンプラザにて常磐音楽舞踊学院の40周年記念講演が予定されており、それに併せていわき市を紹介するイベントをサンプラザ前広場で行う、ということになったようです。
「スロー」をテーマにいわき市をアピールしていくことになったとのことにて、中野のお隣さんである、すぎなみTOKYOにお声がかかった、というわけです。

常磐興産といえば、スパリゾート・ハワイアンズ（旧常磐ハワイアンセンター）。テーマパーク不況の今日、今でも年間150万人が訪れるという好調ぶりから、全国からの視察が後を絶たないとのことです。

その踊り子さんたちを養成する専門の学院があるとは知りませんでした。炭鉱業からの一大業態転換。その劇的な成功のストーリーは、近々、映画化されるそうです。

さて、事前のミーティングでは、中央線文化の特異性を例によって皆さんにご説明し、そういう文化を担っているような人にいかにアピールするか、をご提案させていただきました。
そんななか、試食用に使うトレイなども環境に配慮した素材のものを使う、というようなことを取り入れていただきました。

さて、すぎなみTOKYOとしては、何をアピールするか、ということですが、いわき市の方々が海産物を中心に出展を組まれるようなので、ここは笠原産業㈱さんにお願いして国産小麦粉のアピールを存分にしていただくことにしました。

もう一人、川澄さんに脇を固めていただき、健康・環境配慮型の物産を展示・販売していただく、ということに。

当日は暑いくらいの天気。風が強く、のぼり旗やチラシを飛ばされないようにするのに苦労するほど。
笠原社長、吉田さん以下、足利からはスタッフ５人でお出ましになり、クレープと小龍包の試食販売、栃木産小麦粉によるカステラ試食販売、乾麺、パン等々バラエティ豊かに取り揃えていただきました。
川澄さんも黒米コーヒー、手作りゴマ豆腐セット等、味わいのある品揃え。

サンプラザ前は日中でも人通りがあるとはいえ、やはり平日だと土日に比べて客足ももうひとつ。それでも笠原社長自ら声を上げ、道行く人に試食を勧める光景は、頭の下がる思いがしました。

頃合いをみて、澤田さん、渡辺さん等を中野ブロードウェイ商店会事務局にお連れしました。
事務局長・金子さんは、アートイベントを近くで催したとき以来、親しくさせてもらっている方。せっかくのいわき市の頑張りを、ブロードウェイを絡めながらやることで効果は絶大と考え、佐々木が提案したのですが、金子さんもとても乗り気で、年末の大売
出しのときに、いわき市さんでブロードウェイの中を使って何かやりませんか、という嬉しいお話が。
渡辺さんも、澤田さんもとても乗り気で、うまくいけば実現しそうな運びとなりました。
ちなみに、来年は、ブロードウェイ商店街が40周年だそうです。
舞踊学院とほぼ時を同じくして誕生したわけで、不思議なつながりを感じてしまいます。