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短角牛の解説をする川手さんです。こんなにパワフルな研究者をみたことがありません。今回の旅行では、本当にお世話になり、ありがとうございました。

↑とても気さくで親しみやすい岩泉町長：感動的な味のおもてなしを忘れられません。有難うございました。岩泉のサイトはここから

しかし、湿原は実にデリケートなもの。自然の維持は大変なのだ。

ここでスローフード協会事務局の茂木さんと合流。

それからお昼は「ぶるっく」へ。短角牧野の地域組合長・三上さんの奥様が切り盛りしているお店。

とにかく美味しい。全てオーガニックの素材を活かした、本当に美味しいピッツァとスパゲッティでした。トマトは、川手さんの勤める東北農業研究センターが三上さんのところで植えてもらってとれたクッキングトマト。

さて、続いて雑穀生産者の農家のおばあちゃんお２人に畑で会った。本当に若い。（80歳だそうだ）元気はつらつ。
一緒に記念写真をとった。

夕日にあわ・ひえ・きび・たかきび・アマランサス・そば等の穂が金色に輝いて、美しかった。（みごとな畑だった。）

今年の冷夏の影響で、たかきびの実がついていないと、すでに穂を少し切り倒しているのが痛々しかった。

岩手で真摯な産品づくりをしている生産者と盛岡の消費者を結ぶ中継地点。

単に産品を売るだけでなく、文化や考え方をわかってもらうための発信地としての役割も大きいようだ。

放牧により維持されている湿原を満悦する。牛は子牛が黒い色で親が茶色。（タイトル写真参照）とてもおとなしい牛です。

牛は傾斜地に強いとのこと、それにしても急な斜面にのんびりといる短角牛たちを眺めながら、てくてくと牧野の中の作業道＋遊歩道を歩く。

湿地を歩くなんて、何年ぶりだろう。とにかくお天気もいいし、白樺の林もあり、緑が気持ちいいし、空が青いし。

岩手スローフード協会訪問の旅（2003年８月29日～31日） 10月に「スローフード料理講習会」にてお世話いただく岩手スローフード協会の方々が暮らす岩手県岩泉町とその風土・農家の方々にお会いすべく、今回、視察旅行を試みました。

車でずっとナビゲートしてくださったのは、協会メンバーで、東北農業研究センター研究主任の川手督也さん。
ほんとうに素晴らしい旅をありがとうございました。

まず初日は、盛岡にて及川さん・中野さんとスローフード運動のお話、そして草薙さんと息子さんと、及川さんの奥様が経営している喫茶店を訪問。

夜は盛岡の冷麺と、美味しい古代米の石焼ビビンバとか、贅沢に東京では食べられない物をいろいろ食し、夜は夜景を眺めにタクシーで岩山（下記写真参照）に登った。

見事にきれいな夜景が素晴らしかった.

翌日朝８時にホテルメトロポリタンに川手さんに来ていただく。

まず訪問したのは「小さな野菜畑」という自然食品店。こだわりの個人経営の農産物直売所。

店主の小島さんは、何年か前から「身土不二いわて」という生産者から消費者まで巻き込んだ地産地消的活動を組織されている。

とにかくその情熱が素晴らしい。

生まれて初めて見るアマランサスの畑。遠くから眺めるとケイトウのようです。

「ぶるっく」名シェフ三上さんと川手さんがクッキングトマトの味見をしてます。

ぶるっくのオーガニックハーブ園の一部。中にいるだけでハーブの香りに包まれて癒されました。

「小さな野菜畑」という自然食品店,店主の小島さん。こだわりの個人経営の農産物直売所。

一面だったん蕎麦の白い花畑