スローフード筑後平野

ドリームスエフエム放送
周波数76.5MNz
Dreams FM
日曜日朝午前6時30分放送
(六角堂広場から生中継)

生産者の野村会長がラジオに出演されるということで、朝、スタジオ前に駆けつけた。

野村会長は生産者でありながら、その話術の魅力はプロのアナウンサーのように非常に楽しくて、おもしろい。
毎日畑に出ている野村会長。
「野菜も生きもの。生きものを育てているんだから、愛おしいでしょう。」という言葉が印象的だった。



翌14日には、会長さんの畑を見学させていただいた。
普段は見ることのできない収穫システムを拝見し、サニーレタスの収穫までさせていただいた。
畑の野菜はなんでこんなに美しいのかと見入ってしまう。

お昼には、スローフード筑後平野のメンバーさんおすすめの「鯖すし」をいただいた。
鯖が肉厚で本当に「うまい」。
ここでは、佐々木さんのご主人が会長さんの奥様と吉永さんの協力のもと、佐々木夫人のお誕生日を祝って、サプライズで誕生日ケーキを用意されていた。
本当に仲の良いご夫婦だ。(私は勝手に東京のお兄さんとお姉さんと呼んでいる。)
 
再び、六角堂の会場にもどり、もう一度筑後の味を堪能。
「子どもカフェ」の子どもたちが売りに来ると、本当にうれしそうに働いていて、かわいくてついつい買ってしまう。
東京の皆さんが一足先に帰られた後、しばらく一人でステージイベントを楽しんだ。
午後3時からのコーナーでは、スローフード筑後平野の生産者メンバーが壇上に。
それぞれの方が、御自分のつくっておられる作物についてお話をされた。
こういうところが生産者の方が多いコンヴィヴィウムの強み。
皆さんが自然体でとても素敵だ。

コーナーの最後には、巨大な冬瓜をじゃんけんで争奪戦。
4つの冬瓜を「子どもカフェ」の子どもたちが獲得。
あの子達の晩御飯は冬瓜の煮物かしらと思いながら、久留米の町を後にした。

 イベントが多い昨今、どうしてもただの物産展になってしまいがちです。
しかし、今回の「筑後スローフードフェスタ2007」は、担い手の皆さん自身が生産者であるためか、体温が伝わってくるようなイベントでした。本当にお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
(中村麻理/スローフードすぎなみTOKYO)

 
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