翌14日には、会長さんの畑を見学させていただいた。 普段は見ることのできない収穫システムを拝見し、サニーレタスの収穫までさせていただいた。 畑の野菜はなんでこんなに美しいのかと見入ってしまう。
お昼には、スローフード筑後平野のメンバーさんおすすめの「鯖すし」をいただいた。 鯖が肉厚で本当に「うまい」。 ここでは、佐々木さんのご主人が会長さんの奥様と吉永さんの協力のもと、佐々木夫人のお誕生日を祝って、サプライズで誕生日ケーキを用意されていた。 本当に仲の良いご夫婦だ。(私は勝手に東京のお兄さんとお姉さんと呼んでいる。) 再び、六角堂の会場にもどり、もう一度筑後の味を堪能。 「子どもカフェ」の子どもたちが売りに来ると、本当にうれしそうに働いていて、かわいくてついつい買ってしまう。 東京の皆さんが一足先に帰られた後、しばらく一人でステージイベントを楽しんだ。 午後3時からのコーナーでは、スローフード筑後平野の生産者メンバーが壇上に。 それぞれの方が、御自分のつくっておられる作物についてお話をされた。 こういうところが生産者の方が多いコンヴィヴィウムの強み。 皆さんが自然体でとても素敵だ。
コーナーの最後には、巨大な冬瓜をじゃんけんで争奪戦。 4つの冬瓜を「子どもカフェ」の子どもたちが獲得。 あの子達の晩御飯は冬瓜の煮物かしらと思いながら、久留米の町を後にした。 イベントが多い昨今、どうしてもただの物産展になってしまいがちです。 しかし、今回の「筑後スローフードフェスタ2007」は、担い手の皆さん自身が生産者であるためか、体温が伝わってくるようなイベントでした。本当にお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。 (中村麻理/スローフードすぎなみTOKYO) |