スローフードパリ会長

 

 

ピエールさんが非常に映画好きなので、 新宿歌舞伎町の最もディープなお店にお連れする。
このお店は知る人ぞ知るお店。もう24年位のお付き合いになる。

その昔、新宿ゴールデン街はマスコミ関係のハローワークと呼ばれていた時代が確実にあった。
飲み仲間で素晴らしい仕事がどんどん創り上げられひとつの時代を作っていった。


今や世界中の映画監督がお忍びで通うお店として有名なこのお店。
さっそくお店に入ると、コッポラ監督やヴェンダーズ監督、タランティーノ監督、ウォン・カーウァイ監督のサインやボトルを見つけたピエールさんは大興奮。
10人入れば、もう満員のお店は、この日もオーストラリアの建築家から日本人から賑わっていた。

マダムがフランス語も英語も堪能なので、さっそくピエールさんと話をするとしきりにマダムに「うわ〜フランス人みたい」と大感激。何日も異国で母国語を話してないストレスはきっと旅人ならば誰もが体験することだろう。あまりにリラックスをしたピエールさんは、フランス語で歌も歌ってくださり、非常に楽しい夜になった。
美味しい赤ワインと、チーズ、また初対面のお店の常連さんにお土産をつまみながら、映画の話で盛り上がる。

スローフードとは、「人と人とのつながり」だ。
そして、楽しい語らいの時間は、絆をさらに深めてゆくのであった。〜♪

 
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