地元ならではの郷土料理

この日のために特別にスローフード沖縄の泡盛会社の皆様からいただいた銘酒の数々。本土でもめったに飲めないお酒もあり大感激。

この日、午後3時に獲れたばかりのマグロをまっさきに刺身にしてくださったのは、島民の男性たちだった。
魚を料理するのは男の仕事だという。
そして、まさに海の側の畑でとれた野菜を煮たり、炒めたり、本土にはないような島ならではの味付けに工夫を凝らし、どれも非常に美味しかった。中でも野草のピーナッツクリーム和えは疲れた体に絶品で、真似をしたい味のひとつとなった。

「都会のような豪華な料理は作れませんが、皆が心をこめて作りました。どうぞめしあがってください。」という小渡さんの司会の言葉がスタートの合図となり、和やかな宴会が始まった。

島の校長先生は何年ぶりかに訪れた教え子と昼間から飲んでいたらしく、ひときわテンションがあがり、非常に愉快に語ってくださった。この粟国島の皆さんもスローフード沖縄も実に役者揃いで、愉快な宴会になった。子供時代の夏休みの時間が目の前に突然現れたようで不思議な熱気とあの夏休みのなんともいえないわくわくするような感覚が蘇り、いつまでもいつまでも島の人との楽しい語らいが続いた。


会場は学校の講堂。仕事を終えた島民が次々に集まり会場はお祭りのような島ムード溢れる和やかな宴会となった。。サンシンの音色と踊りのステップがいつまでもスローな夜の余韻を楽しませてくれた。
 
   
 
 
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