2004年6月26日(土)は日本のスローフード運動においても大きな足跡を残す日となりました。日本のナショナルオフィスともいうべき「スローフードジャパン」が、コンビビウムリーダーズ会議の認証を受け、正式に発足する運びとなったからです。
一年前の京都会議において「スローフードジャパン連絡協議会」が組織されてから、幹事の皆さんの努力により、この日のスローフードジャパン正式発足に向け、段階を踏みながら着々と準備が進められてきました。 この間、日本国内のコンビビウム(支部)の数も32に増え、さらにいまでも認証待ちの団体が6~7はあるとのこと、急速な勢いで広がりをみせつつある日本において、ナショナルオフィスはぜひとも必要、との観点から、ここまで漕ぎ着けることとなったわけです。
ちなみに現在、ナショナルオフィスのある国は、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、アメリカ、そして日本が6番目ということになります。

すぎなみTOKYOコンビビウムから参加させていただいた佐々木①②は、前日は福岡に一泊、朝8時のバスに乗って2時間、湯布院入りしました。
福岡を出るときはものすごい雨、湯布院も雨。レトロな雰囲気で黒塗りの相貌の湯布院駅も雨のなか。 あとから聞いた話では、スローフードジャパン会長に就任した若生さんが、ものすごい「雨男」だそうですが……