2003-1222.jpg

スローフード合同忘年会

2003年12月22日（月）

於「希須林　小澤」　　　　　　　　中央線「阿佐ヶ谷」杉並区

「東京に５つあるコンビビウムで集まりましょう」という呼びかけは、島村菜津さんがずっと言っていたのですが、なかなか実現せずにいました。
しかし、2003年の暮れ、フィロソフィア東京の小澤さんが今回参加の方々に声をかけてくださった関係で、思わぬ形でそれに近い集まりが開催することができました。しかも杉並区内で。
　場所は、いろいろと思案した挙句、杉並区内で人気の高い創作中華「希須林　小澤」に決定。阿佐ヶ谷駅に午後７時に集合し、お店に向かいました。このお店に行くと、特に休日のランチ時など、午後２時を回ってもお客さんが列をなして順番を待っていたりします。

なにやら一生懸命みんなの話を書いてます。心強い秘書

　デフレ不況ともいわれるなか、繁盛店の秘訣は何なのか……お料理が美味しいことはもちろんですが、一つには、ここのお店のスタッフは若い人が多いですが、みんなとっても元気。そして丁寧。
　実に当たり前のことですが、そんな当たり前のことをきちんとやれる、ということがとても大事なのだな、と改めて感じさせられます。

　さて、相変わらず精力的に各地を訪れる島村さんの、福島県の「海苔」のレポート写真を見せてもらったり、およそひと月ほどの日本滞在中に各地を精力的に回り、日本のスローフードの現状を視察して回る石田さんは「まぐろ漁船」にも乗ってきたとか。
お２人の情熱に支えられながら、日本のスローフード運動もここまでこれたのだ、ということが実感されます。

　一方で、日本のスローフード運動にとって試金石ともいえる雑誌『スロー』の日本語版が木楽舎さん（『ソトコト』の出版社）のおかげでついに発刊。中身の美しさは英語版から充分感じられるものの、内容はしっかりと世界のスローフードをめぐる話題が網羅されています。

　出版不況ともいわれるなか、これだけの本を発刊することの苦労は並々ならぬものがあります。「売れなければ」、決してすんなりと存続できるものではありません。話を吉開さんからうかがうと本屋さんでの売れ行きが伸びることが願われてなりません。

　日本のスローフード支部も30を超える数になってきました。各地の活動も活発化しつつあり、ＨＰを持つ支部も増えてきました。リンク欄をご覧ください。

　そんな状況下、東京でやれること、やるべきことは何かということを継続的に話し合っていこう、と確認しながら、次回の開催地候補は朝武さんのご実家が経営される老舗の料亭（東京駅八重洲口からすぐだそうですね）で、ということを確認しながら解散、クリスマスのライトアップで華やかな阿佐ヶ谷駅前で記念撮影となりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　島村さんの元気なチビちゃんが、いい味だしてました。

◎希須林小澤

住所：東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-1-31

道程：マップはここで

電話： 03-3391-4138

時間：
11:30～15:00(L.O.:14:30)、17:00～23:00(L.O.:22:00)

休み：無休

予算：月～金曜日昼のランチ\1,000.～

「希須林　小澤」店主　小澤弘之さんプロフィール

美味しいお料理をありがとうございました。

参加者↑島村菜津さん一家（旦那さん、娘さん）、石田雅芳さん（スローフード協会本部国際部勤務）、吉開俊也さん（ニッポン東京スローフード協会、「ソトコト」編集部）、朝武利枝さん・小澤馨さん（スローフード・フィロソフィア東京）、佐々木俊弥・紀子（スローフードすぎなみTOKYOコンビビウム）