2008年10月25日 神奈川県藤沢市の弁慶果樹園見学

スローフード・ツアー&ナイト in 相模!―
Texte & Photo : Noriko Sasaki Slow Food SUGINAMI TOKYO
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弁慶果樹園さんは、神奈川県藤沢市にあります。化学肥料、除草剤を一切使わずに、有機肥料100%で果樹栽培をされており、しかも市民に幅広く開放されていて、バーベキューや果実もぎり等のできる観光農園でもあります。

週末になるとこちらでお仕事をされている
大寺さんに出迎えていただき、中を見学させていただきました。

果樹園はすっかり深まった秋一色で、参加者全員、都会を離れて久しぶりの緑いっぱいの中で、笑顔がこぼれます。

弁慶果樹園のHPはこちらから  

3〜4種類のぶどう棚。

果樹園の隣のビオトープ。栽培法は徹底して環境に配慮するこだわり。

敷地内の鳥小屋に行こう〜と案内されて、地鶏の「藤沢鶏」はじめ、国産から外来まで、計13種類、といっても数からいくと何千羽もの鳥小屋に入る。(こんなに沢山いる鳥小屋に入ったのも生まれて初めて)

ウコッケイやチャボ、ロードアイランドレッド、ホワイト、ブラックのアメリカ産ニワトリも元気で走り回っていました。

餌は同じなのに、鳥の品種によって、白い卵、青い卵、みどり色の卵、ピンクの卵、大きな卵、小さな卵、実にさまざまな卵が出てきました。一度にこんなたくさんの種類の卵を見たことが無かったので、とても感激しました。

鳥の世界も奥が深いです。

鳥博士の周りには、いつも猫がたくさんまとわり付いていたのが印象的でした。不思議と鶏小屋に猫。ハラハラしながら眺めていたのは、私だけでしょうか?

アツアツの炊きたてごはんに新鮮な地鶏の卵をかけて食すのが好きな私は、ここの絶品の卵の味が忘れられません。

本来の卵は黄色なのに、イマドキのスーパーの卵がオレンジで、あれは本当の色でないことを何人の子供たちが知っているのでしょう〜。

鳥博士といつまでも語っていたい秋の夕暮れでした。
(弁慶果樹園レポートはここ)

     
「イル・ファボーレ」の五十君シェフ
スローフードすぎなみメンバー・河野友和さんが地道に続けてこられた、「イタリア料理を食べる会」に便乗させていただく。

津久井郡の「とんびファーム」さんから有機野菜を仕入れ、魚は伊豆でとれたてのものを直送してもらっているため、その日届いた食材からメニューから料理を作るそうだ。

もっと詳しいレポートはこちらから

ということで、初めての出張スローフードナイトが無事終わりました。
楽しいひとときをありがとうございました。