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SFすぎなみのミーティング+懇親会(2023.11/25〔土〕)を開催しました。

■11/25(土)に、西荻窪でSFすぎなみのミーティング+懇親会を行いました。

9人の方に参加いただき、「初めまして」同士の方も何名かおられる中、自己紹介に始まり、刺激的かつスローフード運動にまつわる根源的な話合いを色々とできたと思います。
今年、世田谷でスローフードコミュニティSetaBioを発足された村田櫻さんにも参加いただき、すぎなみメンバーと交流・意見交換もできました。

スローフードセブ(フィリピン)から今年SFすぎなみに転籍いただいたアンヌ・ダーラさんに、Instagramでの英語での発信をお願いしておりますが、早速、写真を載せてくれました。
https://www.instagram.com/p/C0Gh8–r3k7/

アンヌさんには、色々と英語で発信していただき、東京近郊にお住まいの外国人の方にもSFすぎなみに参加いただける窓口になってもらえれば、と思っています。

■さて、スローフード協会の会長が、昨年、ウガンダ人のエディ・ムキビ氏になって、その後どういう舵取りをするのか見守ってきておりますが、
正直、まだ「エディ色」を出せずにいる感じはあります。
https://www.slowfood.com/about-us/our-structure/slow-food-board-directors-international-council/

とは言え、スローフード協会が、この混乱する世界に、食の分野からどうスタンスを取っていくのか、それを表明したのが、今回の会合で配布させていただいた「Plant the Future」(未来を植えよう)のマニフェストです。

https://www.slowfood.com/what-we-do/preserve-biodiversity/plant-the-future/

■キーワードは「Protein Transition(タンパク質摂取の仕方を、肉中心から魚や豆に替えていこう)」ということで、特にグローバルノース(先進国)においてはほぼ肉、この肉の多くは動物をケージや狭い場所に閉じ込めて不健康な形で育てられた不健康な肉である。
これは、環境に与える負荷も大きい。
ですから、健康に育てられた動物のお肉を食べようということ、さらに肉そのものを食べるのを減らそう、という西洋人が自らの首を絞めるようなことを自ら謳っています。

しかし、この、自ら変わらないと物事は変わらないのだ、というスタンスがスローフード協会にはあって、このプラグマティズムというべきか、まず自己変革から世界を変えていこう、という姿勢が、ボクが「すごいなー」と思うところです。
アフリカに10,000の菜園をつくる、とか、ウガンダ人のエディを会長に選出する、というのも、まさにこの姿勢の表れと思われます。

■そんなことをがやがや話し合って、後半は地元のイタリア料理店で食事会を行いました。

ここでは、4月にスローフード・ランド(フランス)のファニー・プレチャードさんが持ってきてくれた唐辛子ジン(フランスのエスプレット村産)と、SF内藤とうがらしコミュニティの成田代表からいただいた内藤とうがらしを使った歌舞伎町ジンの味わい比べもさせていただくなど、実に楽しい時間を過ごすことができました。

■新型コロナも明けて、海外のメンバーがこぞって日本に押し寄せてきており、会えずに終わっている、終わりそうな人も何人かおり、日本への期待は大きい、と改めて感じます。
日本から何を発信するのか、発信すべきか、しっかりと整理し、かつ実践していくべき時に来ていると思われます。

(写真は、下記以外は、アンヌ・ダーラさんが撮影したものです。)


ボリビアが2020年までに食料自給率100%へ。

ボリビア政府は400万ドルを投資して、地域の食糧生産、輸送のムダの削減、小中規模生産者の農業生産のケアを行いながら2020年には食料自給率100%達成に向け、進んでいます。
Bolivia is on the way to achieving food independence by 2020.
https://www.organicfarming.news/2019-02-15-bolivia-to-achieve-food-independency-by-2020.html


世界のスローフード運動を周れ!インターンレポート①

2018年1月から、 トビタテ!留学JAPANの制度を活用して、早稲田大学3年生でSlow Food Youth Network 東京所属の長川優基君が世界中のスローフードのオフィスでインターンをして回っています。今回は、ウガンダでのインターンレポートです。
http://www.slowfood-nippon.jp/single-po…/…/01/23/internship1


「イギリス地方都市の漁師が、EU離脱を支持した理由」

2016-06-30-1467274126-3372063-Nagano160630

英国がEUを離脱するのをイギリスの漁民たちの多くは支持した。なぜか?
その理由が長野智子さんのレポートから見えてきます。

「これは銃弾を使わない第3次世界大戦」 イギリス地方都市の漁師が、EU離脱を支持した理由
http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/brexit-world-war-3rd_b_10749042.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

ノルウェー、アイスランドの漁業は日本の漁業と違って持続可能なやり方で、しかも利益を出している、とよく言われるのですが、上記の長野さんのレポート読みながら、その反面でワリを食った国の漁業者もいるというのが見えてきそうです。

こんな“仮説”を言う人もいます。

資源爆食漁業国ノルウエーは日本漁業のモデルにならない(後編)
http://shigenkanri.jp/?p=542


エボラ流行後、シエラレオネのいま(スローフード・コノ[シエラレオネ]より)

スローフード・コノ(シエラレオネ)のイブライム・マンサレーさんから、エボラ出血熱が流行し、その後どうなっているのかがあまり報道されませんが、引き続き厳しい状況にあることを訴える文章が届きましたので、訳出してブログに載せました。http://amba.to/1KxkZ2i
Article about EBOALA CRISIS IN SIERRA LEONE by Ibrahim Mansaray has been sent, so I translated it and displayed it on my blog. http://amba.to/1KxkZ2i